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進撃の巨人を考察してみた

最新の解釈!『進撃の巨人』の謎や伏線を全て解明するべく日々更新中。あらすじ・ネタバレはご了承ください。「今にして思えばこういう意味だった」という解説を第一話から順に書いていきます。

004 初陣 エレンさっそく飲み込まれる

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004 初陣 エレンさっそく飲み込まれる

進撃の巨人 第4話について最新の解釈を発表します。

第4話は訓練兵たち初の実戦。いきなり絶望的な状況に追い込まれます。

超大型巨人の使命

今回、トロスト区の襲撃で「超大型巨人」は外門を破壊してもすぐには消えません。

周りを飛び回るエレンを尻目に「超大型巨人」は壁上固定砲をなぎ払います。

「超大型巨人」にとって固定砲などは大した脅威にならないのですが、効率よく無垢の巨人を大量に送り込むために破壊しておく必要があったわけです。

そしてその後すぐに姿を消しました。

「超大型巨人」の正体はベルトルトなのですが、このミッションを遂行するにあたって同期の訓練兵を大量に殺してしまうかもしれないことが分かっていながら、全くためらうことなく熱風を撒き散らし腕を振り回します。

そこには「もう引き返すことなどできない」という決意と覚悟があったのでしょう。

配置の理由

調査兵団不在の中、駐屯兵団と訓練兵が巨人と戦い、トロスト区住民の命と安全を守らなければならなくなりました。

(『進撃の巨人』第4話より)
【前衛部】

「超大型巨人」によって破壊された外門から無垢の巨人達が入ってきています。

その侵攻を命をかけて食い止めるために駐屯兵団の兵士が配置されました。

最も危険な場所。言わば時間稼ぎの捨て駒に過ぎません。

【中衛部】

死亡確率は高いが、前衛部より少しマシな場所。

未来ある訓練兵は前衛に配置するわけにいかないため、ここに配置されたと考えられます。

それでも運が良ければ生き延びるだろうという程度の期待値。

【後衛部】

トロスト区内の住民を逃がす内門がある場所。

無垢の巨人達がここまで来る前になんとか全住民を逃し切るのが使命。

駐屯兵団の精鋭部隊はなるべく死なせたくないので、ここに配置されたと考えられます。

訓練兵の中でも前途有望なミカサだけが特別にここへ配置されています。

戦士たちの誤算

「超大型巨人」の二度目の出現が、調査兵団の不在中だったのは偶然ではないでしょう。

5年前と違ってライナー・ベルトルト・アニの三戦士は壁内への潜入に成功しているため、内部情報が得られるようになりました。

(『進撃の巨人』第4話より)
より確実にミッションを成功させることができるこの日を狙ったのは間違いなさそうです。

シガンシナ区と同様にトロスト区の内門も破壊するつもりでしたが、ここで予定外なことが起こりミッションを中止。

それがエレンの巨人化ですね。

どうやらエレンは9つの巨人のいずれかを継承しているらしい、と3人は瞬時に推察します。

壁内情報とともにエレンを持ち帰れば戦果として十分認められるはず。だからこれ以上のリスクは避けて目標をエレン奪取に変更した、ということだと考えられます。

それに3人は言葉には出さないけど、できることなら訓練兵の同期仲間をこれ以上殺したくないという本音もあったはずです。

エレンはなぜ、すぐ巨人化しなかったのか?

エレンはこの戦いで早々に左足をかじり取られます。

さらにアルミン救出のため左腕も失います。

エレンは身体に傷を負った状態で強い目的意識を持つと巨人化するはずなのですが、この時すぐには巨人化しませんでした。

後にティースプーンを拾うというショボい目的のために巨人化したこともあるのに。。。非常に不自然です。

それは一体なぜなのか?

もしかしたらこの時すでに体の一部を巨人化させていたのかもしれません。

(『進撃の巨人』第4話より)
アルミンを救うという目的のために、巨人の力を一部でも発揮していたと考えるのが自然です。

そうでもしなければ、あの状況でアルミンを救うのは絶対不可能。

あの時アルミンも正気を失っていたので状況が見えていなかったとしても不思議ではありません。

ここはそういう解釈で納得することが可能だと思います。

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進撃の子犬

あらゆる意味で斬新さの光るこの作品をもっとたくさんの方々に知ってもらいたい。そして奥深さに気づいていない方々に新たな楽しさを発見してもらいたいという思いで日々更新しています。

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