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進撃の巨人を考察してみた

最新の解釈!『進撃の巨人』の謎や伏線を全て解明するべく日々更新中。あらすじ・ネタバレはご了承ください。「今にして思えばこういう意味だった」という解説を第一話から順に書いていきます。

041 ヒストリア 祝福されるべき名

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041 ヒストリア 祝福されるべき名

進撃の巨人 第41話について最新の解釈を発表します。

第41話ではユミルが巨人化しヒストリアが覚醒します。

ユミルの目的

ユミルは「顎の巨人」の継承者でした。

しかし、当のユミルが何をしたいと思っているのかは誰にも分かりません。

(『進撃の巨人』第41話より)
エレンのように「巨人」として調査兵団に協力する道もありましたが、それをしませんでした。

歴代の「顎の巨人」継承者の記憶を見て、世界と自分の現状は把握していたはずです。かと言って保身のためにマーレの戦士と結託する道も選びませんでした。

ユミルの目的とは何でしょうか?

シンプルな話ですが、今のユミルの生きがいはクリスタです。それだけのことです。

ユミルはエルディアの孤児として育ち、何者かに拾われ、王族の末裔のフリをする人生を強いられました。

(『進撃の巨人』第89話より)
最終的には摘発されて「楽園送り」。

奇跡的に生まれ変わったので今度こそは何者のフリをすることもなく、自分らしく生きようと決めました。

そんな時にクリスタの存在を知ったわけですね。

クリスタは本来の出自を隠し、本当の名前を名乗ることも許されていません。そんなクリスタをかつての自分と重ね合わせたのでしょう。

(『進撃の巨人』第41話より)
だから今のユミルはクリスタを守り、クリスタを解放することだけを望んでいます。

ユミルにとって世界の現状なんてどうでも良く、マーレにつくか壁内人類につくか、クリスタにとって都合の良いほうを選択しようと考えているのです。

ジークは攻撃を中止

巨人化したユミルが大暴れしたものの、それは一時的に危機を脱しただけに過ぎません。

巨人の数が多すぎてユミル一人では手に負えない状態。

このままではユミルが「無垢の巨人」たちに食われてしまいます。

そこへハンジ・ミカサ・エレン・アルミンらが駆けつけます。

(『進撃の巨人』第41話より)
彼らがウドガルド城跡を目指したのは偶然でしたが、おかげで新兵たちは命拾いしました。

とは言っても、ジークが再び投石を始めれば彼らに勝ち目はなかったでしょう。

でもジークはそれをしませんでした。それはなぜでしょうか?

おそらく巨人化したユミルを見て、「現状を観察する必要がある」と判断したんでしょう。

ユミルは生き延びて「ヒストリア」の名前を聞くことができました。

(『進撃の巨人』第41話より)
ちなみにこれは、アニとエレンがストヘス区で大激突し、壁の巨人が発見された日の翌朝です。

まさに怒涛の一日でした。そしてこの後もまだまだ忙しい展開が続きます。

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進撃の子犬

あらゆる意味で斬新さの光るこの作品をもっとたくさんの方々に知ってもらいたい。そして奥深さに気づいていない方々に新たな楽しさを発見してもらいたいという思いで日々更新しています。

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