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進撃の巨人を考察してみた

最新の解釈!『進撃の巨人』の謎や伏線を全て解明するべく日々更新中。あらすじ・ネタバレはご了承ください。「今にして思えばこういう意味だった」という解説を第一話から順に書いていきます。

014 原初的欲求 つまりそれは自由

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014 原初的欲求 つまりそれは自由

進撃の巨人 第14話について最新の解釈を発表します。

第14話ではエレンが自由へのあこがれを取り戻します。

エレンはなぜトロスト区奪還作戦に戻れたのか

大岩で穴を塞ぐというミッションをクリアするために巨人化したはずのエレンは、巨人の力をコントロールすることができず自滅して気を失ってしまいます。

アルミンの必死の訴えにも反応を示しません。

(『進撃の巨人』第14話より)
ぬるい夢の世界へ閉じこもり、外へ出ようとしないのです。

あれほど壁の外にあこがれていたエレンがこれほどまでに活力を奪われたのは、おそらく「始祖の巨人」の継承者たちの記憶に影響されたからでしょう。

それでもアルミンは問いかけます。「どうしてエレンは外の世界に行きたいと思ったの?」

(『進撃の巨人』第14話より)
エレンは答えます。「オレが!!この世に生まれたからだ!!」

エレンは意識を取り戻します。この瞬間、エレンの意志の強さが全ての幻影に打ち克ったわけです。

生まれた時から「自由」を求める宿命を背負ったエレンは、おそらく「始祖ユミル」の心の片隅にあった「自由」への渇望が生み出したモンスターそのものなのでしょう。

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進撃の子犬

あらゆる意味で斬新さの光るこの作品をもっとたくさんの方々に知ってもらいたい。そして奥深さに気づいていない方々に新たな楽しさを発見してもらいたいという思いで日々更新しています。

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