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進撃の巨人を考察してみた

最新の解釈!『進撃の巨人』の謎や伏線を全て解明するべく日々更新中。あらすじ・ネタバレはご了承ください。「今にして思えばこういう意味だった」という解説を第一話から順に書いていきます。

013 傷 修復の追いつかない深手 奇跡を呼び戻す友の声

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013 傷 修復の追いつかない深手 奇跡を呼び戻す友の声

進撃の巨人 第13話について最新の解釈を発表します。

第13話ではエレンの暴走の謎を解き明かします。

エレンはなぜミカサに襲いかかったのか

大岩を運んで穴を塞ぐという使命を果たすためにエレンは巨人化したはずですが、なぜか突然ミカサに襲いかかります。

(『進撃の巨人』第13話より)
これは、エレンが巨人化の初心者だから能力をコントロールできていないだけだろう、と考えるのが自然です。

エレンもこの時の記憶がなかったし意識もなかったので、それは間違いありません。

体力的にも限界を超えていたので、ことさら巨人化のコントロールは困難だったでしょう。

しかしそんなに素直に納得してしまって良いものでしょうか。

これまでエレンは二度の巨人化によって、きちんと目的を果たしてきました。

一度目は「巨人を駆逐してやる」という目的で巨人化し、無垢の巨人を片っ端からボコボコにしてます。

(『進撃の巨人』第10話より)
この時もエレンは能力をコントロールできていなかったし、無意識状態だったにも関わらずきちんと目的を果たしました。そして関係ない兵士を攻撃することもありませんでした。

二度目は榴弾からミカサとアルミンを守るという目的で巨人化し、不完全ながらしっかり目的を果たしました。

(『進撃の巨人』第10話より)
なぜ三度目は「誤作動」してしまったのでしょう。

目的意識が足りていなければ単純に「巨人化失敗」で終わるはずです。でも巨人化自体は成功しています。

後に分かることですが、巨人化したあとに「目的変更」することは可能です。つまり今回、エレンも巨人化のあとで目的を変更してしまったのでしょう。

エレンが継承している巨人は「進撃の巨人」と「始祖の巨人」の2つ。

歴代継承者の記憶は現継承者の意志に干渉するので、エレンはもしかしたら過去の「始祖の巨人」たちの記憶に影響されて、アッカーマンであるミカサを潰しにかかったのかもしれません。

ミカサはエレンに恋愛感情があるのか

ミカサがエレンに対して恋心を抱いているのは間違いないでしょう。

(『進撃の巨人』第13話より)
後にエレンはそれを否定しています。あくまで「アッカーマンとして護衛すべき宿主と見なした相手に執着しているだけだ」と。

(『進撃の巨人』第112話より)
おそらくそれはエレンの優しいウソだと思います。

アッカーマンにはそんな特性はありません。ケニーもリヴァイも誰かに仕える以前から桁外れに強かったわけですから。

巨人継承者であるエレンの寿命は残り少ないので、あえて憎まれたまま逝こうとしているのだと思います。

ただしミカサ自身も自分の気持ちが恋なのかなんなのか把握しきれていません。

なにしろ思春期の大事な時期に命がけの兵士生活が始まってしまって、恋愛偏差値は小学生レベルでストップしていますから。

(『進撃の巨人』第5話より)
しかしミカサはすぐ顔に出るので分かりやすいですね。

アニに嫉妬したり。

(『進撃の巨人』第44話より)

(『進撃の巨人』第32話より)
ヒストリアに嫉妬したり。

(『進撃の巨人』第70話より)
本当に小学生みたいです。

すぐに一人で突っ走ってどこかへ行ってしまうエレンを、いつまでも追いかけ続けるミカサ。

(『進撃の巨人』第45話より)
エレンの寿命が尽きるまで、ずっとそばにいられると良いですね。

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進撃の子犬

あらゆる意味で斬新さの光るこの作品をもっとたくさんの方々に知ってもらいたい。そして奥深さに気づいていない方々に新たな楽しさを発見してもらいたいという思いで日々更新しています。

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