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進撃の巨人を考察してみた

最新の解釈!『進撃の巨人』の謎や伏線を全て解明するべく日々更新中。あらすじ・ネタバレはご了承ください。「今にして思えばこういう意味だった」という解説を第一話から順に書いていきます。

011 応える 信頼に応えようとするもの 誓いに応えようとするもの

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011 応える 信頼に応えようとするもの 誓いに応えようとするもの

進撃の巨人 第11話について最新の解釈を発表します。

第11話ではアルミンの卓越した頭脳が人類の命運を大きく動かします。

焦るライナー

エレンを狙って放たれた榴弾の砲声が、壁内に響きます。

それを聞いて焦って飛び出し、様子を見に行くライナー。

(『進撃の巨人』第11話より)
なぜライナーは焦ったのでしょうか?

それはエレンが殺されると困るから。

そもそもライナー達が壁を破壊し、壁内へ潜入したのは「始祖の巨人」を奪還するため。

巨人化したエレンというのは、ようやく掴んだその手がかりだったわけです。

そう簡単に殺されるわけにはいきませんからね。

エレンが思い出した地下室の謎

エレンは父から巨人を継承した日の会話を思い出していました。

その日、家の地下室に世界の真実が隠されていることを告げられていたのです。

エレンは思います。「父はなぜそれをもっと早く公表しなかったのか」と。

(『進撃の巨人』第11話より)
父・グリシャがそれを公表できなかった理由は後に明らかになります。

王政のトップと第一中央憲兵は世界の真実を知っていてあえて隠していたから。

それを知ろうとするものは殺されてしまうため、父は無知な市民を演じ続ける必要があったのです。

そのようにして使命を果たすチャンスを待っていたのでしょう。

いや、チャンスはあっても迷っていたのです。その使命を本当に果たすべきなのかどうか。

アルミンの戦力的価値

アルミンは自分のことを役立たずだと言って責めます。

みんなに助けられてばかりだと。

しかしエレンは目の前のピンチを、アルミンに託しました。

エレンはアルミンのアイデアと判断力に対し、絶対的な信頼を置いていたのです。

それはミカサも同じでした。

これまで幾度もの危機をアルミンが救ってきたことを、アルミン自身が気づいていなかったのです。

アルミンは二人の「信頼」に応えることを決意します。

(『進撃の巨人』第11話より) 
アルミン自身が二人を信頼していたから、自分にはそれができると確信したのです。

アルミンの説得力と見事な敬礼は、ピクシス司令の心を動かしました。

(『進撃の巨人』第11話より)
ほんの少しでもトロスト区の奪還の可能性があるなら、それに賭けることがピクシス司令にとって何よりも重要なことだったのです。

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進撃の子犬

あらゆる意味で斬新さの光るこの作品をもっとたくさんの方々に知ってもらいたい。そして奥深さに気づいていない方々に新たな楽しさを発見してもらいたいという思いで日々更新しています。

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